邂逅。

仄暗い、あの記憶の底から、
足を掴んで笑う、重たい手。

自分を逃げられないように追い詰めて、
自分の能力以上の所に足を突っ込み、
プレッシャーをかけ続けて、
壊れるまで動かせば、
安心してさようならが出来るのか。

大言壮語を吐き、尻尾を巻いて逃げ帰る情けない根性なし。
死ねば良いのに。
毎日目がさめるたび、また今日が始まると思う。
人間の体はしぶとくて、すぐには死なない。

予定こなしたら、綺麗に死ねるように。
いつでも死ねるように、身辺整理また始めよう。
荷物が多くて。
なんでこんなにバカみたいに買い物してるんだろう。

本当は自分が死にたいのに、人を助けられるわけない。
私が私で生きている限り、私が掌握してる権限内で好き勝手してる私は死ねばいい。

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