ボーヌロマネコンティ?

おいらが生まれるよりも前に作られたワインなんて飲んだことがない。
しかも、友人も頂き物なので、それまでの保存状態も不明。
まぁ、キャップを開けるとコルクに若干黴が生えているが拭けばおk〜。
が、その後、抜くときに脆くなったコルクが割れると言うミスが発生・・・orz
で茶漉登場(笑)
注ぐと、思ったほど紅くないぞ!?。
これ、マジで飲めるのか?
凝縮された匂いも何か硬質な感じがする。大丈夫?
勇気を出して口に含む。
濃くて渋い。酸味が強くてえぐいと思った。
申し訳ないが、これは飲みきれない。と思い、グラスにしばらく手を付けなかった。
20分ほど経った頃、ふと二口目を飲んだ。
驚いたことに、先程までガチガチに拒まれていた印象が全くなくなり、ゆったりふくよかな葡萄の甘さが口に広がり、まろい口当たりになっている!
なんじゃこのワイン!
舞踏会に来た娘が一晩明けたら、Ladyに化けたイメージ。
贅沢にビロードをたっぷり使い、裾が広がるワインレッドのドレス。
長い間、人を拒み眠り続けた硬質な横顔が綻び頬に薔薇が咲く。
約束の時間には鐘が鳴る。味も香りも逃げてしまう。
お伽話の魔法は解けてしまう。
フレッシュさはないけれど、ベリー系なのかな??
濃厚なのにぼってりしない、爽やかな余韻。

感想が完全に変態ポエムになっとる・・・(´凵M)

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